気持ちだけはホールインワン。ゴルフコースをめぐって



切っ掛けは些細な話からでした。

会社の知人(私とは20歳以上離れてます)と飲み会で話をしていたらゴルフについて話題があがった。
その知人はゴルフが大好きで、楽しそうにハキハキと喋るものだから私もハキハキとゴルフの話題に乗っかった。
ルールがーとかやり方がーとか知人は実際の専門的知識に基づいて話を展開。
一方、私はマリオゴルフで辛うじて知りえた単語を武器にガンバッテ話についていった。

そしたらである。

知人
「ゴルフ、今度一緒にやろう。10/4は夏季休暇で休むんだって?その日に行こうか。」

ワシ
「(゚Д゚)!?」



迂闊に話乗っかるんじゃなかった。(失礼


最初に言おう。


私はゴルフなんてやったことない。ましてやコースなんて。



想像して欲しい。
居酒屋であたかもプレイしたことのあるかのように振る舞い、実際プレイしたことあると見栄を切ってしまっている。
そうほらを吹いた癖していざ実際にゴルフやってみたら空振り連発したらいくらなんでも恥ずかしいというレベルではないだろう。

アカン。練習しよ。



というわけでゴルフの練習場、通称打ちっぱなしとよばれる所に行ってひたすら素振りと打球。

練習してあることに気づく。

クラブ、ボールには当たるのだが当たったボールが物凄い勢いで右側にカーブしていく。
魔球とかそういうレベルじゃない。

左の方向に斜め45度向いてようやく狙った方向に吹っ飛ぶという始末。どんだけ。

クラブには中~短距離向けのアイアンと呼ばれるものと長距離用のドライバーと呼ばれる二種類のものがある。
ドライバーは初心者が振ると右側に逸れ易いらしく、アイアンは逆に左側にそれる傾向にある(が、私が打つと何故か右側にそれる)

三週間ぐらい練習してようやくマシな形に。

そして今日。朝6時半に出発して2時間かけてゴルフ場へ到着。
知人曰く。

知人
「ここは会員制の高級ゴルフコースでここの敷地内にある家を買った人か特別なコネがないと入場できない。」


ますますここに来てしまったことに後悔した。どうしてここに来れたの。

とりあえず受け付けで色々手続き済ませていざゴルフ開始。




表面上の私
「ではお互い良いスコアが出せるように頑張りましょうか。アハハハ(クールに」


内面の私
「アバババババ。」





カーとの後ろにレンタルクラブを置く。
なお知人は当然マイクラブ。なんかもう許して下さい。



全18ホール。そしてここは第一ホール。

知人
「さて、芝生が塗れているぞ。どうすればいいかわかるか?」
ワシ
「天気は快晴ですが昨日大雨が降っていたので芝生がびしょびしょ。
打った球はいつもよりも転がりにくいので少し強めに打たないと距離が進まない。特にパターでそれが顕著に現れる・・・ですかね。」
知人
「80点。」
ワシ
「どうも。」


ゲーム知識、とことん活かされる。

緊張の第一打。奇跡的に狙い通りに飛んでPAR4の所を7打でクリア。
+3とプロ目線で見ればボロボロでも初心者にしては相当良い方らしい。これは流石に練習の成果か。



第二ホール。ティー(ゴルフボールを立てるピン)は限界まで高くしてからショット。
じゃないとボールの頭を叩いてパターゴルフのごとくボールが転がっていく。





ゲーム開始して一時間後くらい。厳しい日照りで芝生が段々と乾いていき飛距離が伸びてくる。



第四ホールあたり。
凹凸が激しすぎて坂に立って打たなければいけなく、狙い通りのショットが打てない。
ここでボール二つぐらい森に突っ込んで失くし、出費が嵩んだ。





知人に今まさに打つところを写真で撮られていた(共有してもらった
フォームがまだまだ未熟だと指摘されてはいるものの、とりあえず真っ直ぐに飛んであと飛距離もそれなりにあるので「まぁまぁ。」とのこと。
動画も取られていたのでせっかくなので載せてみる。

(クリックで動画再生)

改めてみるとガッチガチだなぁ。




最終ホール。
結局、知人は+12で抑えるプロレベルの好成績を残し、私は+78というなにこれ珍百系のスコアをたたき出した。
スコアが加算されてしまった殆どの要因は池ポチャとOB連発。たまに真っ直ぐじゃなくて魔球カーブたたき出してボールが光の速さでロストする。



終わった後にはボールが23個も消えていた。一杯持ってきて正解だった。



この話は他にもご飯の話とかカート乗っているときに起きた珍事件とか色々あったのですが
正直めちゃくちゃ疲れてしまったのでこの辺でもう適当に切り上げちゃいます。
あくまでも私個人が思い出せる程度の記事レベルで色々申し訳ないが、この記事をたまに見て見栄を張るものではないという戒めになればこれ幸いだ。



なお、ゴルフ終えた後。



知人
「来月もう一回いくか。」


すいません、許して下さい。


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